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2009年10月31日
こどもからのSOSを受け止める本
我がこどもたちも、ぼちぼち反抗期か?と思うようなそぶりがちょくちょく見られるようになった。これから10代になったらどんな風になるのか、ちょっとその予習を・・・という軽い気持ちで読んだ本。

医者であり、スクールカウンセラーである明橋大二さん著の「10代からの子育てハッピーアドバイス」。題名だけ読むと、ありがちな軽い教科書的なイメージだが、中身はあれ?うちの子もこんな感じのところがある・・・というくらいドキっとする。
特に娘は1年生までは一週間に一度くらい爆発的に大泣きしていた。何のことはない理由で狂ったように泣くのです。いちゃもんをつけるように。それが30分も続くとこちらもいいかげんに嫌になって怒鳴り返してしまうこともありました。もともと聞き分けのよい子で、逆に弟は手が掛かり、私は不公平のないよう抱っこしていたつもりでしたが、彼女にしてみれば自分が抱っこしてもらえる時間は天と地ほどの差があるように感じていたらしい。
それがいつもおもしろくなかったらしく、特に疲れたときは、うまく言葉にできず大泣きすることでストレスを発散していたようだ。どうしてこんなに爆発泣きをするのか、何年もわからなかったが、最近になってようやく気がついた。(遅い?)
この本にも書いてありましたが、「たとえ子供が心配な行動や症状を出してきたときでも、何の理由もなしにこの子がこんなことをするはずがない、この子がこんなことをするのは、絶対にそれだけの理由があるはずだ、と信じる、ということです。」
一度、息子を追いやって、娘だけにぎゅうっと抱っこをしたことがありました。耳元でギャンギャン泣かれても、ずっと抱きしめていたら、以外に早く泣き止んだのです。弟ではなく、自分だけ抱きしめられていると、納得したかのように。
そのあとすっきりした、とばかりに鼻歌を歌いながらお風呂に入り、また私に抱っこされながら顔をすり寄せてきます。
私が逆ギレせずに、爆発泣きに向かい合うことができたのは、何かの拍子に学校の様子を垣間見たときでした。「ああ、こりゃこの子も疲れるわ。」と感じることができたからでした。外では本当に優等生にふるまっているのです。幼稚園のときも、1年生のときも、先生には褒められるばかりでした。学校での様子がわかっていなかったら、なぜこんなに理由もなしに大泣きするのか、わからなかったかもしれない。
それに私も予定がずれこんで、てんてこまいしているときに限って、爆発するから、なお私の態度も悪かったのかもしれない。今考えれば、ご飯のしたくなんてちょっとくらい遅くなったっていいのにね。
弟のように食卓の席をお母さんの横にしてほしかった、弟よりも長い時間お膝に座っていたかった、弟よりもたくさん頭をなでてほしかった、自分だって外ではがんばっているんだ、いろいろな思いがあったのでしょう。外で働く企業戦士みたいだね。
あなたをいつも気にかけている、大事にしている、そんな言葉をたくさん掛けることもとっても大事なのだと、再認識させてくれる本です。言葉のかけ方、言ってはいけない言葉など、「あ、やばい!」と思うことも載っています。反省もたくさんする本です。

医者であり、スクールカウンセラーである明橋大二さん著の「10代からの子育てハッピーアドバイス」。題名だけ読むと、ありがちな軽い教科書的なイメージだが、中身はあれ?うちの子もこんな感じのところがある・・・というくらいドキっとする。
特に娘は1年生までは一週間に一度くらい爆発的に大泣きしていた。何のことはない理由で狂ったように泣くのです。いちゃもんをつけるように。それが30分も続くとこちらもいいかげんに嫌になって怒鳴り返してしまうこともありました。もともと聞き分けのよい子で、逆に弟は手が掛かり、私は不公平のないよう抱っこしていたつもりでしたが、彼女にしてみれば自分が抱っこしてもらえる時間は天と地ほどの差があるように感じていたらしい。
それがいつもおもしろくなかったらしく、特に疲れたときは、うまく言葉にできず大泣きすることでストレスを発散していたようだ。どうしてこんなに爆発泣きをするのか、何年もわからなかったが、最近になってようやく気がついた。(遅い?)
この本にも書いてありましたが、「たとえ子供が心配な行動や症状を出してきたときでも、何の理由もなしにこの子がこんなことをするはずがない、この子がこんなことをするのは、絶対にそれだけの理由があるはずだ、と信じる、ということです。」
一度、息子を追いやって、娘だけにぎゅうっと抱っこをしたことがありました。耳元でギャンギャン泣かれても、ずっと抱きしめていたら、以外に早く泣き止んだのです。弟ではなく、自分だけ抱きしめられていると、納得したかのように。
そのあとすっきりした、とばかりに鼻歌を歌いながらお風呂に入り、また私に抱っこされながら顔をすり寄せてきます。
私が逆ギレせずに、爆発泣きに向かい合うことができたのは、何かの拍子に学校の様子を垣間見たときでした。「ああ、こりゃこの子も疲れるわ。」と感じることができたからでした。外では本当に優等生にふるまっているのです。幼稚園のときも、1年生のときも、先生には褒められるばかりでした。学校での様子がわかっていなかったら、なぜこんなに理由もなしに大泣きするのか、わからなかったかもしれない。
それに私も予定がずれこんで、てんてこまいしているときに限って、爆発するから、なお私の態度も悪かったのかもしれない。今考えれば、ご飯のしたくなんてちょっとくらい遅くなったっていいのにね。
弟のように食卓の席をお母さんの横にしてほしかった、弟よりも長い時間お膝に座っていたかった、弟よりもたくさん頭をなでてほしかった、自分だって外ではがんばっているんだ、いろいろな思いがあったのでしょう。外で働く企業戦士みたいだね。
あなたをいつも気にかけている、大事にしている、そんな言葉をたくさん掛けることもとっても大事なのだと、再認識させてくれる本です。言葉のかけ方、言ってはいけない言葉など、「あ、やばい!」と思うことも載っています。反省もたくさんする本です。
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家も、2人姉弟で、もう高校生と中学生ですが、なかなか大変です。^^愛情の奪い合い、自分に注目を集めたいと、子供なりに必死かもです。親の愛情を感じられる接し方ができているかって、大切ですよね。