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2013年08月02日
小学校の先生
実家がリフォームすることになり、両親は数ヶ月前から片付けに忙しかった。今日いよいよ床の張替えとなり、見に行きました。母が、紙の束を持ってきたので見てみると、私が小学生のときの文集でした。
ひとつは、小学2年生のときのもの。毎週担任の先生が、学級便りを作ってくれていて、子供たちの様子、お母さん方の声、子供のミニ作文など、まとめられていました。

こどもたちの学校での様子が先生の直筆で書かれていて、だれだれ君とだれだれさんがこんなやりとりをした、とか、○○君のふでばこがなくなって、そのときの子供たちのやりとり、様子、結果、これからどうしたらよいかということが淡々と書かれていた。
先生と子供たちのやりとりが、会話式で書かれていて、先生ってこんなにおおらかな言い方、励まし方をしていたんだ、と思うと、いまさらながらありがたいと思う。

先生としては、このおたよりを見て、子供たちの様子をわかってほしいのに、何人かのお母さんは、「他の子はこんなにしっかりしてるんだ。」と、逆にわが子を叱咤してしまいそうな雰囲気を感じ取る、お母さん方、それはやめて下さいよ、とさりげなく注意もしている。
笑ってしまった。
もうひとつは、小学4年生のときの文集。全員が書いた作文がのっている。書いた覚えはまったくない。写真を見ると、同級生も何となく覚えている。名前も覚えている。

みんな今はいいおじちゃん、おばちゃんになったんだろうなあ。風のうわさでは、亡くなった人もいるらしい。
あのころは、未来のことなんて何にも考えていなかったと思う。

これは文集の裏表紙。画風が違うので、たぶん描きたい子が描いたんだろう。これもまったく覚えがない。
けれど、あの同級生メンバーが一緒に過ごした一年間は、もう二度ともどってこない。
小学4年生は、本当にもう一度味わうことができないのだ。そして2013年8月という日も、二度とはない。
なんだかしんみりしてしまった。砂時計のように毎日が過ぎていくけれど、もうちょっと1日をじっくり味わいたいと思う。そしてこんな細やかな仕事をして下さった先生に、感謝したい。
ひとつは、小学2年生のときのもの。毎週担任の先生が、学級便りを作ってくれていて、子供たちの様子、お母さん方の声、子供のミニ作文など、まとめられていました。

こどもたちの学校での様子が先生の直筆で書かれていて、だれだれ君とだれだれさんがこんなやりとりをした、とか、○○君のふでばこがなくなって、そのときの子供たちのやりとり、様子、結果、これからどうしたらよいかということが淡々と書かれていた。
先生と子供たちのやりとりが、会話式で書かれていて、先生ってこんなにおおらかな言い方、励まし方をしていたんだ、と思うと、いまさらながらありがたいと思う。

先生としては、このおたよりを見て、子供たちの様子をわかってほしいのに、何人かのお母さんは、「他の子はこんなにしっかりしてるんだ。」と、逆にわが子を叱咤してしまいそうな雰囲気を感じ取る、お母さん方、それはやめて下さいよ、とさりげなく注意もしている。
笑ってしまった。
もうひとつは、小学4年生のときの文集。全員が書いた作文がのっている。書いた覚えはまったくない。写真を見ると、同級生も何となく覚えている。名前も覚えている。

みんな今はいいおじちゃん、おばちゃんになったんだろうなあ。風のうわさでは、亡くなった人もいるらしい。
あのころは、未来のことなんて何にも考えていなかったと思う。

これは文集の裏表紙。画風が違うので、たぶん描きたい子が描いたんだろう。これもまったく覚えがない。
けれど、あの同級生メンバーが一緒に過ごした一年間は、もう二度ともどってこない。
小学4年生は、本当にもう一度味わうことができないのだ。そして2013年8月という日も、二度とはない。
なんだかしんみりしてしまった。砂時計のように毎日が過ぎていくけれど、もうちょっと1日をじっくり味わいたいと思う。そしてこんな細やかな仕事をして下さった先生に、感謝したい。